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子どもの遊びを考える                 ~遊びとおかたづけの棚~

 子どもがひたむきに、夢中になって遊びに没頭している姿と言うのは親にとって感動的なものです。そして幼い子どもの遊びを観察していると、まわりの大人たちが日常なにげなくいとなんでいる生活の再現であることが多くありませんか。ものをたたむ、仕舞う、ひっぱり出す、紙に何かを書く… もう少し大きい子ならばお人形の世話、何かに乗る、ごっこ遊びなど。中でもおままごとは、女の子はもちろん男の子にとっても、お母さんが一日に何回も立つ台所を中心とした憧れのお仕事のようです。

 昔から“子は親の背中を見て育つ”というように、子どもは大人がわざわざ教えなくても不思議なくらいなんでも習得していくものだし、親の生きる姿の如くに育っていきます。幼児はとにもかくにも模倣します。教えるのではなく真似されるに足る大人になる努力が大事というところでしょうか。子どもの遊びや態度の中に大人の世界は映され、ゆくゆくは子どもそのものとなっていくのですね。

 ところで遊びといえばおもちゃですが、生まれてわずか2~3年のあいだに、よくまあこれだけと思うくらいのおもちゃが、家中にところせましと箱やかごに詰め込まれていませんか。この莫大なおもちゃの山を前に、何かむなしく、これでいいのかと考え込んでしまったことのあるお母さんも少なくないでしょう。それでも、この豊かな時代におもちゃの増加を喰い止めることは“ラクダが針の穴を通るよりも難しい”…?

 ともあれ、物を与えられ過ぎることが子どもの心の成長にとって時に妨げとなることを危惧しないわけにいきません。物を大事にするという人間にとって基本的な習慣さえ習得するのが難しい時代に育つ子どもが、ゆくゆく他人を大事にし、自然を大事にし、自分を大事にすることを学んでいないと責められる日がきても、責任は誰にあるのでしょう。

 そこで具体的な提案ですが、例えば子どもがよく遊ぶお気に入りのおもちゃを選んで、それらだけでもおもちゃ箱に放り込むのではなく、棚にきれいに陳列して片づける習慣をつけてやりませんか。毎日同じ場所に、同じものを置くのです。それも子どもには大人の模倣をさせるという方法で ―大人が率先して片付けてやり、子どもはそれを見て次第にどこに何を置くか理解して自分でもできるようになる― 。こうして子どもは物を大事にすることや、整理整頓を自然に学びます。

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 棚は何でもいいのですが、イラスト(A)のような木の棚は、遊びにも工夫次第でいろいろ使えて楽しいものです。お店屋さんごっこの陳列棚にしたり、布をかけてついたてとして部屋を区切れば秘密の空間ができるし、(B)のように2台を使ってシーツのような布をかければ、簡単でリアルなおうちが出来上がります。お母さん方も覚えがありませんか、押入れのような奥まった狭いところで遊ぶわくわくした気持ち。子どもにとっては、想像力をかき立てられる夢の空間です。他にも、上部の横棒にいろんなものをぶらさげたり、もちろん横に倒して遊んでも構いません。形が単純なほど、子どもは大人の思いもつかないものに見立てていろいろ遊びます。

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 私の友人に、(B)のような空間をリビングの片隅にセットして子どもに遊ばせている人がいますが、そこでは“おうち”の中に、お父さん手づくりのダイニングキッチンが置かれていて、子どもは思う存分お母さんごっこを楽しんでいます。ファンタジーなどという柄でもない私にさえ、そこは心躍る楽しい空間です。

 この棚は、おもちゃ屋さんでも扱っているお店がありますが、自分で作る方が親の“気”が入って、そこで遊ぶ子どもの心のためにも本当は良いと思います。(以下省略)

文責 小林あゆみ

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